焼酎呑み比べ

09 January, 2004

こないだ、知人の女性が「庶民的な居酒屋」なるものに興味を持って、横浜を探索してみたいと言うので、一緒に行ってきました。

私はあんまりグルメっぽいとことか、有名な店にはほとんど興味がないので、とにかく安く美味しく呑めればいいです。食べ物やさんを見ていると、庶民は正直です。安くて美味しい店は流行ってるし、高くて不味い店にはみんな行きません。
でも、横浜の桜木町は独特の雰囲気があって、沖仲士とかの日雇い労働者と会社帰りのネクタイ姿のサラリーマンが、一緒に酒屋の店先で立ち飲みしてる光景が普通に見られたのに、ランドマークができてから綺麗に整備されてしまい、とってもつまんなくなってしまった。
中華街とか元町は観光地だと思っているので、私はほとんど興味がない。裏手の怪しいとこは面白そうだけど。でもリスクを追う覚悟と冒険心のない人は、そういうとこには行けないよね。居酒屋ってそういうものかも。

私は、子供を抱えて第二の人生をスタートしたのが、福岡築港のドヤ街みたいなところだったので、こういうダウンタウンの雰囲気が好きなのです。みんな、見かけは悪くても正直で親切だもんね。
横浜は港町独特のドロドロしたエネルギーが渦巻いてて、私にはピッタリです。占い師なんて、肩書きを気にしないアンダーグラウンドで生きる人種だと思うし、肩書きと世間体を否定してこそ成り立つ仕事だと思っている。そこには、裸の個人というものが元にあるよね。

私はヘソ出しルックで伊勢佐木町歩いてるのがピッタリだなあ。外国船が着くと、深夜でも異形の外人の集団が繰り出してきて、突然、無国籍の空間となる、そんなところです、この界隈は。
MM21なんて、あんなもん、日本のどこにあっても同じなのに、なぜみんな、あんなつまんないとこに集中して野毛の一杯飲み屋に行かないんでしょうねぇ。

私は黄金町のガード下のあの独特な空間なども、決して無くなってもらいたくないと思っている。頭も下半身もあってこその人間。下半身までお上に管理されたくないんだけど。占い師と売○婦…原始からあって決して無くならない二大職業かも(笑)

でも、今回同行した女性は、結構な肩書きの癖に旨く呑めればどこでもいいや、って姿勢は好感が持てるんだけど、あまりの大酒呑みなので、あの調子じゃあ呑み代が高くついちゃうよなあ…こういうヤツは焼酎買って家で呑むべし。

ところで、たまたまいろんな焼酎の置いてある店に入って、ある銘柄が気にいってしまったので、店に探しにいっても、ない!そこでネットで注文してしまった。送料が勿体無いので、一升瓶を二本頼んでしまった。一本は道場に持って行ってみんなで呑むとするか。

tao

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