mixiの規約

07 March, 2008

mixiの規約改訂(改悪)が話題になっている。筆者もいちおうアカウントがあるが、もともとあまりmixiの雰囲気は合わなかったので、大したことは書いていなかった。
それでもこの新規約は面白くないので、過去の日記は削除して、後はウォッチ用にアカウントだけ残しておく予定。

2ちゃんの主宰者が講演で、「馴れ合いが進むと客が離れる」と言っていたそうだが、どこの世界でも言えることだろう。
馴れ合いと仲が良いのは違う。ああいう雰囲気は時として、非常に気持ちの悪い場合があるし、書き込みにしても中身が薄くなってしまいがち。

更に、mixi日誌で本音を書き綴っている人を見て、その人が嫌いになったということでもあると、笑えない。筆者も知り合いが余りに社会性の欠如した日誌を、長期間に渡って書き続けていたので、ある日我慢しきれなくなり、思わず爆弾コメントを入れそうになったことがある。
しかし、自分の土俵でならば、喧嘩しようが荒らそうが勝手だが、他人のmixiに怒鳴り込むわけにもいかない。必死で自分を押さえ、相当に気分の悪い思いをして尾を引いた経験がある。

それでその人を見限る結果になるなら、それはそれで仕方のないことだ。しかし、痛い人が痛い言動を好き放題にすることを助長し、結果的に自爆を促してしまうああいうシステムも、なかなか考えさせられる世界ではある。

以上、ネガティブな面ばかり問題にしすぎたかもしれないし、有効に使っている人も多いだろう。事実、マイナーな趣味のコミュニティなんかは、他では見られない情報の多さだ。
しかし、携帯ユーザーが増えるに従って質が低下してきたというのは、WEBもSNSも似た状況のようだ。今回の規約改訂問題は、単に管理側の体質というだけでなく、mixiの中国進出問題も絡んでいるとすると、簡単に火種が無くなる問題でもなさそうなので、今後、使い方を考え直すには良い機会だろう。

私の周りでは、この規約変更を機会に、サイトを立ち上げたり、もっと専門性の高いサイトに移る動きが出ている。mixiが無くなって困るのは、ブログも自サイトもない、物書きやクリエイターぐらいのものではないだろうか。

mixiという会社そのものには全く興味がないが、今回の規約変更問題は、ユーザーにとっては、人の土俵で相撲を取ろうとするとかえって高くつく、という、良い経験かも知れないと、個人的には思う。
WEBで仕事している者にとっては、良い反面教師だ。

tao

« Prev item - Next item »
-------------------

Comments


No comments yet. You can be the first!

Leave comment

このアイテムは閲覧専用です。