うさぎの世界

04 January, 2008

息子夫婦が年始に来た時に、写真入りの可愛い名詞を貰った。

「うさぎ用品専門店「うさぎの休日(うさQ)」
宣伝部:ちゃ太郎
本社:東京都○○区○○…以下略

うさQのサイトはこちら

ペットのうさぎ飼いの趣味が嵩じて始めてしまった、うさぎ用品販売の店で、看板うさぎの名前で名詞を作ったというわけか(笑)。毛が茶色で♂なので、ちゃ太郎というそうです。

結婚してからうさぎを飼い始めたのは知っていた。
私はうさぎは門外漢の為、うさぎの種類がネザーランドドワーフうさぎというのをやっと最近覚えた程度。こないだまでは、「ほら、ピーターラビットのあれ…」と言うぐらいだったけれど。


うさぎ用品って…そんなニッチな商品、どれだけ需要があるんかいな?とネットを徘徊してみたら、専門店のサイトで何となく様子が分かった。なんと、年に一回、横浜産業貿易センターでうさぎフェスティバルなるものまで開かれており、大賑わいの様子。
ブリーダーの講演からラビットショー、獣医によるマッサージ講習…おまけにうさコレ???…おー、なかなか盛大ではないですか。
[Click]

ふと「うさコレ(2007)」の写真をクリックしたら、何と、ちゃ太郎が優勝?!
おー凄い!!でかした!!!(爆笑)…しっかりと商金と商品をせしめてるぅ〜…
でも、♂うさぎのくせに女子高生ファッションって(笑)…まあ、可愛いけど。
更に検索したら、今回のエントリー16名(匹?)って…多いのか少ないのか…???
事前に写真選考があるということで、本番出場の数としてはこんなものなのかな。

更に更に、いろんな掲示板やブログを検索してみたら、うさぎって神経質で、基本的に人間に触られるのを嫌がり、抱っこするまでにはけっこう大変で、なかなか抱っこできない飼いうさぎも多いということだ。
その為、「抱っこで入場」という決まりのあるうさコレは、これだけでけっこうハードルが高いらしい。なるほど〜。

確かに、あの二人はデリケートなことが得意ですよ……武闘派の私と違って…(アハハ)でもこう見えて、私は子供の頃から犬の躾はすごく上手です。だいぶ長いこと飼ってないけど。
私のモットーは、犬に対して人間と同等に、普段からきちんと礼儀正しく親しみを込めて、心から、しかも理路整然と話をすることですね。
そうすれば、イザという時、犬はこちらの心を裏切らない行動をしてくれる。て言うか、犬は飼い主の心の一番根本にあるものを、そのまま生命体として表しているという気がします。そういう意味では、犬は人間的な自我がないだけに、人間にとっては人間以上の忠実な友達だと思います。話せば長くなりますが、これは何度も身に沁みて感じていることなんですが。
他のペットも、結局は似たとこがあるんじゃないかなあ?

話はそれたが、このうさぎの服って、二人によく聞いたら、服というよりは散歩に連れ歩く為のハーネスだということだ。そりゃあ、うさぎだもんね、犬みたいには言うこと聞かないので、どっか行っちゃったら呼んでも戻ってくるかは分からないし、かと言って家の中にばかり閉じ込めてはおけないしー、ってわけか。

ところが、ハーネスつけようとしても、うさぎは体が柔らかくてぐにゃぐにゃしている上に、臆病で神経質なので、装着がなかなか大変。首輪でギュウギュウ締めるとストレスで弱ってしまうし、体全体をスッポリ入れる服を着せても、何かのはずみにツルッと抜けてしまうということだ。おまけに嫌がったり暴れたり、ハーネスつけるのが大変なので、いろいろ試行錯誤を繰り返しているらしい。
二人が今作っているものは、他社の製品とは形状が違って装着しやすいのだが、それでもサイズ設定がイマイチなので、もう少し工夫しようか、などと、いろいろ考えているところ。
今回、うさコレで優勝して有名になったのを契機に、販売サイトを立ち上げたということだ。

しかし小物の製作ってすごく大変なので、そう簡単に割りにあうような仕事ではないし、彼女は基本的に洋裁のプロではない。裁縫道具も急いで揃えた様子だから、細かいところがまだきちんと分かっていないかもしれない。それで今度、うちで洋裁のコツを伝授することになった。
何を隠そう、私は洋裁も和裁もプロな上に、洋裁を教えていたこともあります。こんな小さなデリケートなもの、本格的に洋裁を習っていない者が注文受けて縫うのは、とても大変だと思う。まして、まだ基本パターンの確立されていない特殊な製品なので、人間の服を縫うよりもずっと難しい。今後私も、諸手を上げて応援いたしますです(笑)。

うさぎって案外、現代生活にあったペットかもしれない。鳴いたり吼えたりしないし、草食なので臭くないし、普段はゲージに入れておける上に抱っこや散歩も出来るし、意外と(?)知能も高いらしい。大変なのはやはり、デリケートな動物だということだろう。
前、ランドマークタワーでフェレットのフェスティバルを見たが、あれよりもうさぎの方が、市場は大きいようだ。

うさぎ専門誌もあるし、鎌倉にはうさぎ同伴の人が集まって情報交換したり語りあえる、「うさぎカフェ」まであるらしい。
ちゃ太郎はなかなかの有名うさぎで、「うさぎと暮らす 26号」にも登場しているし、検索したらけっこういろんなブログで取り上げられていたので、写真を拝借してしまいました。。。
この次は、二人がちゃ太郎を連れて家に来るそうだが、どうなることやら…(笑)


※うさぎは耳が大きい。運命学的に言うと、耳というのは情報や感覚を司るので、耳の大きい動物はよく言えば鋭敏、悪く言えば過敏で警戒心強く臆病。人間でも、耳が大きく上のほうについていてピンと立っている人は、警戒心が強くて情報キャッチが早い。

ついでに、うさぎフェスタの写真で見たら、主宰者の「うさぎのしっぽ」の男性メンバーは(店長?)短髪マッチョでスッキリと明るい顔。ゲストの行動派外人女性たちも、エラ張りのムチムチモリモリだった…
人相学的に見ると、短髪小太り(失礼)ってのは、体育会系つーか、行動的で感性もアッサリスッパリしていて、鋭敏だけど引きずらない人が多いような気がする。
生き物を扱うのはただでさえ難しいのに、小規模専門店で、「うさぎ」というすごく繊細で難しいペットに限定して、これだけのイベントをやってのけるのは、やっぱりこういうタイプの人だから?などと考えてしまった。

ちなみに、繊細…ぽく思われがちなお花屋さんも、こういうモロ体育会系の、エネルギッシュでアッサリした人が多いような気がする。
生きの良さ、性格の良さが売り物の、繊細なナマモノ扱う人は、グチュグチュしてちゃダメなんだろうなあ…。

tao

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