立春と自然

06 February, 2007

こないだ、データ容量超過でサイトが動かなくなった為に一時削除していたWEB日誌を復活しました。昔のぶんはバラエティルームにありますし、今使ってる分は、トップページ及びコミュニブースの「菫」からリンクしてあります。

それはそうと、コミュニティブースはかなり趣向を凝らしたデザインにしてますが、これ、どんだけ手間のかかったっちゅうとか(博多弁)…まあ、私が自分の趣味でやってるんだから、サイト訪問者がそんなこと言われる筋合いはないとは思いますが…
それと、あのですねー、お花が沢山ありますが、これ、漫然と並べてるわけではなく、ちゃんと原則があるんですよぅ…こないだ、講座のみんなにクイズで出したら、だーれも気づいてくれなかった…さみしぃー…

お花と言えば季節もの。季節と言うのは、人間の季節の推移をテーマとする風水サイトには最重要なものです。季節を一覧表にしたのが定位盤です。
そう、お花の配置は、定位盤どおりになってるんですけどぉ…まあ、多少、好みによって決め込んじゃってる部分はありますけどね。

と、立春も過ぎまして、いよいよ本当に年が明けました。こういう場合は、2007年ではなく、丁亥の年が明けた、というべきでしょうか。

そのことと直接の関係はないのですが、過去の日誌を復活してほんの少しだけ見ていたら、何となく考えたことがありました。私はめったに自分の書いたものは読み返さないので、よく来ていただいている皆さんよりも、サイト内のことを知らないかもしれません。そのため、「こういうこと、もう書いたっけ?」と自分のことを人に訊いてしまうことが多いです。しかし、この件に関しては、一つだけ記憶があります。

☆節がわりには雨が降る

どっかで書きましたよね、確か…
それに加えて、過去の日誌の中に少し発見してしまったことがあります。
テーマは、「デジタルとアナログ」です。

ちょっと問題の大きなテーマなので、あくまでも今思ってる範囲のこととして受け取って頂きたいのですが、例えば、どこからどこまでが北西の範囲だとか、南の範囲は30度で、それはどこからどこまでだとか、線を引くのにかなり躊躇する部分があります。
そこで、境目の5度前後は方位の曖昧な範囲として、なるべく使わないようにお勧めしています。方位に関しては、磁北派vs真北派、30/60度派vs45度派などが入り乱れていますので、曖昧な範囲は使用しないに越したことはありません。方位の間というのは気が混じり、五行は混じると土性になりますので、五黄殺になるという説があるのも否定できません。また、近距離と遠距離の使い分けなども、個人の移動の履歴とか移動運の良し悪しによって大きく影響が違いますので、いちがいに何キロ以内というような線引きは申し上げていません。

方位に関しては以上のような諸事情があるので、境目をきっちりとデジタルに分離するわけにはいきませんが、季節に関してはいろいろ細かく見ていくと、意外にはっきりした境目があるような気がします。ここでいう季節というのは、気学上の方位や時期のことではなく、古来からある自然現象として受け取って頂きたいのですが…

二十四節気というのはほんとによく出来たもので、「節変わりに雨が降る」というのはほんとです。今日は晴れてるなー、と思ってても、節変わり時刻には、ほんの少し、ポツンポツンと雨が落ちてきます。注意していないと気づかない程度のものですけどね。
今年、2007年に関しては、軽井沢で「2月4日(日) 立春、未明に雪」という気象トピックスがありましたので、4日に何らかの自然現象があったものと思います。各地で統計取ると面白いと思うのですが、やはり最低1ミリ以上でないと、記録には残らないのでしょうね。
いわゆる「天気雨」みたいに、真っ青に晴れていた空から急に短時間だけ雨粒が落ちてきた、という現象は、節入りと関係のあるものが多いのではないか、と推測しますが…

この件に関しては、自分で気づいた時だけでなく、データを収集したいと前から思っているのですが、なかなか実行に至りません。

しかし、現時点でも、国立天文台の発表する春分の日、秋分の日が天文観測データを元にきっちりと計算して、ギリギリで発表されるところを見ても、二十四節気、自然暦というものは、ほんとに科学的でよくできた物だと思います。二十四節気を元に人間の体質や四季との関係による運気の消長を判断する陰陽五行学が当たるのは、当然ではないでしょうか。後は、暦のデータをできる限り正確に詰めていくことです。

日誌で発見したことというのは、海(玄界灘)で泳いでいると、急に仕切りでもあるみたいにはっきり温度差のある海流が流れていて、急にそこに入ると、こむら返りを起こしたり心臓麻痺を起こしても不思議ではないと、いう話なんですが、自然というのは意外にデジタルというか、はっきりした境目を持っている物ではないか、という気がします。

tao

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