2018年7月、新居にて

21 July, 2018

酷暑
連日、記録的な猛暑…というか、酷暑が続いていますが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
「連日の記録的な猛暑」なんて言うと、日本の夏の風物詩として決まり文句のような印象を受けますが、昨今の酷暑は本当にシャレにならない暑さ。
だって体温を超えるんですから、脳みそが不可逆的なダメージを受けるところまで行っちゃいそうです。本当に、命の危険を感じます。

筆者は前に一度だけ、熱中症になったことがあります。
香港に旅行中のことですが、観光旅行は苦手なのに、無理してツアーのスケジュールに合わせて動いていたら、街を歩いている時に、これは危ない、というレベルで気分が悪くなって歩けなくなりました。
ギブアップして商店に入って休ませてもらいましたが、意識が無くなる直前まで行ったので、あれは本当に危険です。

気象庁も「命に係わる危険な暑さ」と表現をグレードアップ?してきましたが、本当に連日、死者が出ているのですから、決して大袈裟ではありません。
外出中に気分が悪くなったら、コンビニでもどこでもいいので、遠慮せずに入って休ませてもらいましょう。商店の無い場所に行く時は、日傘と水筒にたっぷりの氷水を入れて、持ち歩くといいかもですね。
男性も、日傘使ったほうがいいと思いますよ。この暑さですから、笑うよりも、我も我もと真似する人が増えれば、とてもいいことです。
日傘もいろいろありますが、しっかりと二重で遮光してあるものが有効です。外側がシルバーコーティングになっているものが、照り返しを考えると良さそうですが、筆者は内側が黒だと暑苦しいので、外側が黒で内側が淡色のものを使っています。


豪雨被害
おまけに西日本では、とんでもない豪雨被害。歴史上初でしょう、たぶん…被災規模では歴史上初ではないでしょうか。
筆者は九州出身ですから、子供の頃は水害は何度か経験しました。前はまだ土地の整備が進んでいなかったので、大雨が続くと床上浸水、側溝にはまって流されたりも珍しくありませんでした。
それでも学校は休みにならなかったので、けっこう無理して登校して、被害に遭ったりもありました。もう無茶苦茶でしたね。

でも、今回の豪雨は、いわゆる局所的な集中豪雨とは少し違い、広範囲に長時間、大量の雨が降ったので、気象そのものが、前とは様変わりしている感じなのが、気になります。
一説では、中国の大気汚染が原因しているということも、囁かれています。大気汚染の粒子が上空に滞留し、そこに前線が合体して雨雲が巨大化し、長時間留まるとか何とか…。
細かいことは分かりませんが、冬にはあれだけPM2.5などの危険が取り沙汰されているのに、他の時期に全く関係ないとは思えません。
地球規模で、こういう環境汚染が、異常気象の原因になっているのだろう、という事は、想像に難くありません。しかし、その元はというと、中国や東南アジアが世界の工場になっていたり、先進国と途上国の経済構造の問題まで考えなければ、意味がないので、なかなか一筋縄ではいきません。

ゴミ問題なども、統計を見ると、日本は決して多いほうではないんですよね。少し資料が古いので、現在ではどうなっているのでしょうか?
http://top10.sakura.ne.jp/OECD-WASTE-T1A.html



洞窟の救出劇
日本の豪雨被害の傍らで、タイの洞窟での救出劇というニュースもありました。
豪雨被害で多くの死者が出ているのに、サッカーチーム13人が世界のトップニュースって、なんかおかしいんじゃない?という声もあるようですが、良い悪いは別にしてあれはあれ、そういうもんだと思います。
同時期に、タイのプーケット沖で観光客を乗せたボートが転覆して、死者が出ていましたが、やっぱり洞窟の救出劇のほうに、注目が集まってしまいますよね。

だって正直な話、シチュエーションからしてドラマチック!世界中の冒険野郎が張り切っちゃって、固唾を呑みつつ注目しちゃうのも無理はありません。
世界中のどこかで、誰にも関心を持たれずに潰える命もあれば、こういう風に注目される命もあるわけで、人間って果たして平等なのか?と首を傾げたくもなりますが、まあ世の中そんなもんです。

それと私なんかは、こういう場合、世界規模で経済性を無視で、総力を挙げたら、どのくらいのことが出来るのか?という興味で、一つの壮大な実験的な関心もあって見守っていました。
その証拠に、イーロン・マスクなんていう目立ちたがりまで、乗り出して来ちゃったわけです。素人目にも、あの潜水艦だかカプセルだか、狭いところではつっかえて使い物になるわけないだろう、と思ってしまうんですが、案の定、口撃バトルになっていました。
http://news.livedoor.com/article/detail/15018713/

結果的には、日本が水害の多いタイに前に寄贈していた排水ポンプなども、地味に役立って、無事救出とあいなったわけですが、救出完了直後にポンプが故障して、水位が急上昇し、本当に間一髪だったそうです。

救出に駆け付けたダイバーがカッコ良すぎで、映画俳優顔負け。つい写真を保存してしまいました。やっぱり人間って、ドラマ好きなんですねえ。
https://2ch-matomet-zazen.com/wp-content/uploads/2018/07/zm9gkCu.jpg

最初にチームを発見した、イギリス人のレジェンド二人はこちらです。渋いですね。
https://www.bangkokpost.com/media/content/20180704/c1_1496902_180704054500_620x413.jpg


引っ越し
そんな暑い夏を目前に、筆者は7月の節入り後間もなく、引っ越しました。
今回は、年に一度のチャンスでしたし、引越しをされた方もけっこうあるのではないでしょうか。
直前までの住まいは、1年半ほどの仮住まいで短め。方位の面と物量的な面からの、ステップを踏んでの引越しです。
その前の部屋には10年ほど住んでいたので、いろんな意味で限界が来ていた気がします。生家にずっと住んでおられる方には、あまりピンと来ない話かもしれませんが、筆者は移動運を持っているせいか、数年ごとに引っ越す流れになるようです。

成功した引越し、失敗した引越し、いろいろありましたが、失敗のほうが多い感じ。こだわるポイントをどこまで貫くか、妥協するか、難しい問題です。
しかし個人的には、住まいというのも賞味期限がある感じで、一定の期間を経過したら、引越しするかリフォームするか模様替えするか、手を入れないと、ずっとそのままでは、劣化する一方です。移動運を持っている人は、何か違和感を感じたら、躊躇せずに、サッと行動に移してしまうということなのでしょう。

でも、引越しというのは、方位や家相で決まるように思いがちですが、その元には運気の流れというものがあるので、時期が来ないと、小手先のことで運命をコントロールしようとしても、うまく行かない気がします。
今回は大きな流れを掴んでいたので、あまり細かい事にはこだわらず、半ばお任せ、のような感覚でしたが、けっこう良い引越しが出来たのではないか、と思います。

横浜中心部から湘南地域への引越しなので、住環境は静かで、部屋も広く、息子夫婦の住まいと行き来しやすい場所です。
せっかくだからサーフィン始めようかな、と言っていたら、息子達に大反対されてしまいました。サーフィンは登山よりも安全だと思うのですが、まあ海に出ることじたいにリスクがあるので、危ぶむのも当然です。

実をいうと、筆者は水は好きなのに、海はあんまり得意ではないのです。何となく、高所恐怖症のような感覚に襲われます。
高所恐怖症って、物事を客観的に見る恐怖だという話をどこかで読みましたが、高い山やビルの上から下を見るのって、いちおう見えますよね(怖いですけど)。
でも海って、下が見えないじゃないですか、おまけにいろんな生き物がウジャウジャ居るし…サメ映画の見過ぎだ…

もう一つは、子供の頃に親しんでいた海が玄界灘なので、海水浴場と言えども水中にひどい急流や温度差があり、何度も怖い思いをした経験があるのも、手伝っているかもしれません。
産まれた家のすぐ裏側が海で、よく遊泳禁止の岩場に行ったりしていましたが、そもそも玄界灘は遊泳に向いた場所がほとんど無いので、どこに行ってもけっこう怖いです。離岸流に掴まってしまい、うわわわ…という経験もあります。
とりあえず、今度の住まいは、プールやスイミングクラブの多い地域なので、プールで泳いでいることにします。

この場所が特徴的なのは、南北に特定の神社が一直線に十社余りも連続しているという、一種のパワースポットだということです。単に、土地柄と方位と物件だけで決めたらそういう場所だったのですが、何かの縁もあるのでしょう。
本年は筆者も接木運が違うフェーズに入り、いろいろ考えていることもあるので、新居で気分一新、頑張りたいと思います。

まだ家の中が片付かず、暑いので、冷房のない部屋を片付けるのは先延ばしにしている状態です。このWEB日誌も、もっと使いやすい違うスクリプトに引越しする予定です。
という訳で、今後とも、当サイトをよろしくお願いします。

tao

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