遁甲占いや身辺のこと

28 May, 2011

だいぶ遅くなり、ほとんど賞味期限切れになってしまったが、今月の遁甲占いをアップした。
こんなに遅くなってしまったのは、個人的に姪っ子の就職問題(3月に上京してくる予定だった)やら、息子夫婦がいろいろ家の中を整理したり新製品を試作してるのでその助っ人やら、もちろん自分自身の家の中も相当とっちらかっているやら、いろんな状況が影響したのはもちろんのことだ。

しかしそれ以上に、遁甲占いを書くにあたって、今までとはかなり状況が違っているのに、無責任に人の運勢のことなんか書いていいのだろうか、という迷いがあって、イマイチ集中力に欠けていたせいもある。

ところが、年盤と月盤を眺めていると…私の本命は今月ヤバイ(^_^;) という、非常に身勝手な理由で、やっぱりアップしたほうがいいのかも?と思った。

こういうものは個人の鑑定とは全然違うので、一般的な大多数に該当する内容で、解釈しだいでは当たっているかも?という書き方になってしまうので、どのくらい役に立つか疑問はある。だが、通信講座の内容をまとめる役にも立つので、あと一週間ほどしか使えないのだが、やはりアップすることにした。
本当に遅くなってしまって申し訳ありません。

…で、個人的にどのようにやばいかというと、もともとあんまり枠に縛られた生活ではないので、すべて自分の行動に起因する些細なことなのだが、その一端をご紹介。

今の日本の状況では、海産物が今後やばくなるかも?と思って、多目に通販で注文した。そしたら大幅に数が足りない。注文個数の3分の2しか入っていない。納品書や注文履歴と実際の個数があっていないので、言いがかりと思われても仕方がない。どうすんだこれ?泣き寝入りか?と思ったがいちおう連絡したら、向こうの在庫確認で間違いが分かったとのことで、速やかに解決。しかし長年通販を頻繁に使ってきて、こんな事態は初めてのことだ。在庫管理のいい加減な会社だったら、どうなったか分からない。

次に、オークションで、いきなり出品制限を食らった。全くそんな目にあう覚えがないので、かっかっ、かなり驚いた。ちょっとこれ、何のマイルールか知らないけど横暴すぎない?ID停止しちまうか、とも思ったが、いちおう深呼吸して理由を考える。

検索したら、こういう事ってけっこう多いらしい。今回は、家の中を整理していたら、少し型落ちのガジェットの未使用品が出てきたので、新品未開封のままで外から箱の写真だけ撮って出品したのがいけなかったらしい。あんまり売れなかった商品で、パソコンを買ったらおまけについて来たのを、そのまま押入れに入れていたもの。
新品未開封出品には疑問もあったのだが、買うほうからすると、いったん開封したものだと、実際は使ってたんじゃないの?という疑問が払拭しきれないのでは、と思い、保障問題も絡むのでそのまま出品したもの。未開封品を出品したのは初めてだ。

ところが、新品未開封なんて幾らでも出ているので、何の疑問も持たなかったのだが、調べてみると、新品未開封は業者でないとダメらしい。
個人出品で中身が写っていない場合、何と簡単な説明で出品して箱だけを送り、中身はあるとは言っていない、写真で写したものはきちんと送ったのだから勝手に中身が入っていると誤解したのは落札者の責任だ、と言い張った猛者がいたとのこと。

…う〜む、そうだったのか…確かに盗品や転売や詐欺の多い分野ではあるので、これはこちらがちゃんと認識してなかったのが悪い。どうなるか分からないが、自分の出品のしかたが間違っていました、と、いちおう連絡と謝罪をする。
それと、オークションの背景からしても、私はほとんど落札専門でいちいち何を買ったか、履歴に残しておく気もないので、あんまり評価数を集めていない。ID全体からすると今回の出品が目立ちすぎたのではないか?という気がする。やはり評価は残しておくべきだったかもしれない。

そんなこんなで、いろいろ考えていると、幾ら10年以上前から無事故無トラブルでオークションやってます、と主張しても、時代が変わるとルールも変わってくるので、当然ながら10年一日のごとく同じ意識でやっていると、危ないことになってしまう、ということがよく分かる。
昔、ヤフオクが無料の頃、誰かがネタ出品のタイムマシンで楽しませてくれた頃が懐かしいが、もうそんなことも言っていられない世知辛い時代になってしまったんだな、といちおう反省してみる(笑)。どちらにしても、最近のオークションは業者優先で騙しに近いものが多くて面白みが無くなっているので、そろそろ引きどきかもしれない。だが安全圏にだけ居てもつまらないので、仁義なき戦いになっているオークションに、鉄壁の構え(の積り?)で参戦してみるのも面白いかもしれない。案外、懲りない人なのでしょうか(笑)。

このところ、震災や原発問題でちょくちょく衆参両院のインターネット審議中継を見ているが、ちょうど25日の衆議院法務委員会で、情報処理高度化等に対処するための刑法等改正法案、いわゆるコンピュータ監視法案と言われる法案の審議をやっていた。
審議の模様を見ていると、どう見ても江田法務大臣のパソコン音痴ぶりが著しくて、つい笑ってしまった。この法案は、結局はコンピュータをちゃんと使えない人が、自分の分からないことに対する恐怖のせいで、過剰反応をしているとしか見えないので、用語さえも理解していないのに正確な答弁は出来ないだろう、と思ってしまう。
しかし結局は私も、状況が変わって前のルールが通用しなくなっているのを認識せずに、やってはいけないことをやってしまったのだ、としか言いようがなく、けっこう勉強にはなった。

確かに、最近の社会情勢は、私の子供の頃のような、貧しくて不便でも牧歌的な雰囲気とは、大きく変化している。しかしそれでも人間の本質には変わらない部分もある、と言いたいのは山々なのだが、性善説で動いてきた日本も、こと利害の絡む問題になると、性悪説に切り替えなければならない時代なのかもしれない。

普段から仕事じたいをマイルールでやっているので、社会的には通らない部分もあることはよく分かっているのだが、そろそろ考え直さなければならない時期に来ているのかもしれない。
ただ、人間社会では、明文化できるルールはほんの一部分であって、多くの人が脳内にマイルールがあり、その基準で動いている場合が多いと思う。特に私などは、周囲にもフリーランサーや個人経営の人達が多いが、武道なんかは不文律とか礼儀、規範とされることが非常に多い。
はたから見ていても、経営的にはちょっとどうかと首を傾げる部分も多いが、それを一般的なルールに当てはめて運営しようとすると、その目的とすることそのものが、成り立たなくなってしまうか、或いは質が落ちてしまって、道場を続けることじたいに意味が無くなってしまう場合があると思う。
マニュアル社会と言われるけれど、マニュアルに書ける分量なんてタカが知れてるのに、それを絶対視する人のほうもどうかと思う。

なんだか不明瞭な、抽象的な話になってしまったが、最近の内閣の混乱ぶり、はたまたソニーの個人情報漏洩事件を見ていると、内閣やソニーがダメだと言う以前に、日本社会そのものの矛盾や未熟さが、震災を契機に表面化してきたような気がしている。

こういう問題は、大上段から切って捨てて良い問題ではないと思うが、少なくとも私は日本人の右へ習いとか、浮くのが怖い、という性質は好きではない。もちろん、長所もあれば欠点もあるとは思うが、日本が競争力を失いつつある、という指摘にも疑問を感じる。私はもともと、競争に強くて勝つのが良い、とは思っていないのだが、それはとりあえず、数字の競争に勝つよりも内容が問題だ、という風に解釈してもらって差し支えないと思う。
今後また、自分自身もいろんな可能性を広げて内的充実をはかるべく、新コンテンツの作成に努力していこうと思う。

tao

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