春になってしまいました

09 March, 2011

このところ、ずいぶんとWEB日誌がホッタラカシでした。
年末から年明けにかけて妙に忙しくて、仕事が遅れ遅れになっていたのだが、それは追いついて一段落している。しかし、一時期に集中して頑張ると、後でそのぶんはちゃんと揺り戻しが来てしまうというのが悪い癖なのか。

トシのせいなのか、そういう流れなのか、はたまた仕事の性質のせいなのか…たぶんその全部なのだろうが、私のような形態で仕事をしていると、決められたノルマをちゃんとこなせば良い、というわけでもないのが辛いところ。
仕事の出来上がりとか質が、モロに自分に返ってくるので、近年はあまり頑張らずに、自分の中に余裕を溜めておいて、なるべく一定レベルよりは仕事の質を落とさないようにしたいと思っている。
こう言っては何だが、人の悩みを受け止める仕事という側面があるので、自分にストレスがあると、とても続けられたものではない、という感じもしている。

なんだかWEB日誌って、気持ちに余裕がないと、気楽に書けないもんなんですよね。
今日はやっと遁甲占いもまとめることが出来て、お天気も良いので、今後の計画を練りつつ軽い運動でもしようか、と思っている。

しかし去年は、個人的にはかなり大きな変化があった。
と言っても、もう既に、両親も見送って13回忌まで済ませ、子供も結婚して落ち着いているので、家族のことで煩わされることもなく、自分でいろいろと、部屋の中や暮らし方を変えて楽しんでいるだけなのだが。


◆水槽が増えた。現在、稼動中が6本。一番大きいのが60センチ規格なので、そんなに大きいのはなくて、45センチとか一体型デザイン水槽ばかり。小型水槽は、割りにアクアリウムに慣れてこないと難しいのだが、どれも水質が安定しているので、さほどメンテナンスは大変ではない。
水換えも冬場は月に1〜2回だし、丈夫な魚が中心なので、コケ対策に少々気を使う以外は、あまり手はかからない。夕方から水槽だけをライトアップして、灯りに映える水草を見ながら、陰翳のある部屋で過ごすのは、なかなか気持ちの良いものです。天井照明はほとんど点けません。

◆ベランダに植物が増えた。アクアリウムと違ってガーデニングは余り得意でないので、まだ知識が浅いのだが、もう少ししたら、この場所に向かない植物が淘汰されて、自分にあった植物の育て方が決まってくるだろう。
私は昔から何故か、ポトス枯らしの名人。お花屋さんに言わせると、ポトスなんて枯らすほうが難しいでしょ、という話なのだが、何故か全くダメ。その癖、蘭なんかは毎年ちゃんと咲かせてしまったりするので、相性みたいなものがあるのかもしれない。たぶん自分がポトスをあまり好きでないせいかもしれない。あのふやけた水っぽい感じの葉やツルが、どうも好きでないんですよね。
今はハーブの寄せ植えに挑戦しているので、ベランダに出るといい香りが漂ってきます。それと、ミニバラを何種類か植えたのだが、たぶんテラコッタに植えたのがよかったのか、無事に冬越ししたようです。

◆最近の大きな変化は、何と言っても本を大量にスキャンしてしまったこと。昨年の2月から取り掛かって、秋ごろまでに小説と参考書の類をほとんどスキャンしてしまったのだが、約40万枚ほど。その後また、新たに買った本が200冊ほど溜まって、今月初めにそれも片付けてしまった。
本棚の中は、特別に思い入れのある本や記念に頂いた本、気に入ったシリーズもの、装丁の美しい大型本など、限定したものだけにしてしまい、空いた場所にはデジタル小物を並べてしまった。まだ表紙が残っているので、バーコードリーダーで蔵書管理ソフトに取り込んでしまえば、もう少し余裕が出来るだろう。

有難いのは、部屋が片付いたことが一つ。もう一つは、最近老眼が進んで文庫本の小説を読むのが不自由だったのだが、その問題が解決されて、昔にも増して思う存分、小説が読めるようになったこと。
しかし、本をこれだけ大量にスキャンするのは、労力も半端ではなかったものの、なんだか違う文化圏に踏み込んだような気もする。スキャン業者もいろいろあるようだが、自分でスキャンしてみると、また特別な感慨があるものだ。
昔、乏しいお財布の中から無理して買った本、何度かの引越しの間、不思議と手放さずに持っていた本、その本を初めて手に取った時の思い出など、過去の自分の歴史みたいなものが蘇ってきて、こういう形で改めて本と向き合うことが出来たのは、とても貴重な体験だった気がする。
何年か前に引越した時に、長年溜めていた貴重なノンフィクションをごっそり捨ててしまったのだが、あの本もスキャンして保存できていたらなーと複雑な思いがよぎるのも、時代の変化で致し方ないところか。

◆本が片付いたところで、後に残るのは大量のVHSとDVDの山。VHSは自分なりに選んだ機器を使って、少しづつデジタル化に取り組んできたのだが、このところブルーレイに浮気してしまった。
せっかく本が片付いたのに、DVDがどんどん溜まり始めていたので、いったんそれをストップ。VHSやDVDを片っ端からHDDに取り込んで、それをブルーレイにすれば枚数が何分の1かで済む。それと、新しく買うにしても、ブルーレイ+プロジェクターの組み合わせが気に入ってしまったので、今後はだんだんとDVDを減らしてゆく予定。

このように、うちの書斎とリビングの環境は着々と進化を遂げつつあるのだが、お蔭でコンピュータの出番の多いこと多いこと。

仕事用メイン:1台
仕事用サブ:1台
iTunesnと音楽専用:1台
動画編集用:2台
リビングのブラウジング用:1台
書籍スキャン用:1台
寝室用:1台
以上、すべてデスクトップで、ほとんどが自作機かワークステーション。
後は保存用NAS1台とVHSの取り込み&エンコード用にノートパソコンやらHDDレコーダーやらが何台か。
少し整理したらよさそうなものだが、生憎とどれもそれなりに使ってるんですよね。
更に、E Ink書籍端末が着々と増殖中。
現在、KindleやらNookやらSonyReaderやらPocketBookやらで6台。
使用頻度の少ないのを少し減らして、enTourage eDGEに替えようかと計画中。

あっ、ノートパソコンの存在を忘れていました…
私は未だに1台もパソコンを壊したことがなくて、こないだHDDが1台、初めて調子悪くなった程度。まあ調子悪くなるとパーツを取り替えるだけなので、当たり前っちゃ当たり前なんですが、ノートPCも壊れない。初代のGateway2000のSolo9100とか、日立Floraの水冷ノートとか、シャープMURAMASA(タテマサ)とか、まだ全部元気でご存命なんですよね…
たぶん私は、この年になって、紙の本よりもデジタル機器との相性が良いということに気付いてしまったのが、この結果なのでしょう。
今後とも、古いマシンと共存してゆく所存であります(笑)

tao

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