新年あけまして、おめでとうございます。

02 January, 2010

今年のお正月は、どうもいつもと違う按配のようだ。
もともと私自身も、正月気分返上の積りでいるのだが、ちょこちょこと人が来たり、やはりたまには、普段やらない場所も掃除したくなったりするので、何かと気ぜわしい。

年末年始に人が来てくれると、大掃除を兼ねて家具を動かしたり食器棚の整理をしたりするので、それはそれで都合がいいのだが、いったい何がそんなに違ったのだろうか。

まず、ニュースで知ったのだが、史上初という、元日の月食。
月食って…普段の月の満ち欠けとどう違うのか?と一瞬思ってしまったのだが、何によって影が出来るのかを考えると、普段の月の満ち欠けと月食とは、全く違う種類のものということになる。

詳しくは検索すると幾らでも出てくるので割愛するが、国立天文台によると、「明治以前は太陰暦だった為、元日は新月だった」ということ。
ここで暦が出てくるとますます話がややこしくなるし、今はその気分ではないので、その話は本日はスルー。
でも、月を含めた天体の運行と、人間社会の情勢を関連付けて考える向きには、元日早々月食というのは、何か意味があるのか?と考えたくもなる。


もう一つ、いつもと違うことと言えば、当サイトのおみくじゲストブックで、やたらに凶が多いこと。

このおみくじ、システムによってランダムに吐き出すだけのように見えるが、意外と曲者である。
もともと、「易」そのものが統計や確率の分野だけでは説明のつかない部分があり、このおみくじも、やや易の影響を受けている部分があると思う。
しかし今まで、作った当人(筆者)がかなり不思議だったのは、元日には妙に凶が少なかったことである。

2001年9月にこのおみくじゲストブックを設置してから今まで、特にお正月には注意してウォッチしてきた。そして、特に統計を取ったわけではないが、全体の凶の率からすると、元日は凶が少なかったような気がする。

年によっては講座の人達と年越しカウントダウンチャットなどをやるので、新年最初のおみくじに何が出るか、みんなで注意して見ているし、当然のことながら、人為的な工作などは全く入っていない。
第一、何が出たかは、おみくじを引いた当人が一番よく知っている筈だから、下手な工作をしても、かえって価値を落とすだけだと思う。

おみくじの意味や引き方に関しては、この日誌の他の章でも取り上げているが、本来、おみくじは内容が大切だし、凶のないおみくじは危険を警告することが出来ないので、その役割を果たすことができない。

皆さんもたぶん経験があると思うが、凶の率の少ない神社で、妙に続けて凶ばかり出す人が居て、何かの暗示かと思うことがある。
当サイトのおみくじは元々凶が多いのだが、「再占すれば穢る」というのは、おみくじも易と同じだ。凶が出たから吉が出るまで引き直すのならば、易もおみくじも意味のないものになってしまう。
人生、山もあれば当然のことに谷もあるので、その受け止め方は当人の器量次第ではないだろうか。

前は新年の三が日とか七日間はゲストブックにレスをつけるなどしていたのだが、何せお正月の書き込みは「明けましておめでとうございます」ばっかりで、非常にレスつけが難しいので、やらなくなってしまった。

今年は…と言っても、運命学上の暦ではまだ年は明けていないのだが、波乱含みの様相も呈して、楽しみなことではある。

とりあえずは、新年明けまして、おめでとうございます。
皆様の1年が良い年でありますように…いや、良い1年にされますように、当サイトも陰ながら祈っております。


※今置いているおみくじゲストブックは二代目で、初代のものもそのまま設置してあるのだが、ロボットスパムにやられてしまうので、稼動させていません。

tao

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