2003年7月24日の日記

07 January, 2003

中耳炎にもめげず、水泳の練習。
(でも、外耳が腫れてるせいか、なかなか水が取れない…)

世界水泳の真っ最中なので、自分の泳ぎとのあまりの落差にかえってガックシ…にはならずに、けっこう面白がってウンチクを垂れてしまうのが、中高年のしぶといところ。
私の目標は日本泳法なのだ。
水泳というのは体力よりも技術に負う部分が多いので、タイムを競う世界水泳競技で、200Mバタフライで25歳の山本選手が17歳のフェルブスに引けを取らなかったりと、うれしい限り(千葉すずちゃん、おめでとう!)。
スプリント種目はともかくとして、年取れば取るほど上達したいものだ。この辺りは武道と共通なのではないだろうか…

泳法というのは地域の水事情によって発達した部分が大きいので、この辺りを追求してみると面白いかも。
クロールというのはもともとオーストラリアの原住民の泳ぎだから、イアン・ソープ他オーストラリア勢がフリースタイル強いのはある意味当然。
平泳ぎは世界各国で行われているが、日本泳法の基礎になっており、推進力をキックに追う割合が、4泳法の中で一番大きい。(平泳ぎはキックが約6〜7割、クロールはプルが約7〜8割と言われる)

やたらに力を入れればいいというものではなく、足の裏に当たる微妙な水感覚が必要なので、畳文化の日本のお家芸というのはある意味当然だと思う。
4泳法の中では一番習得が難しいが、反対に「平泳ぎならできる」という素人の平泳ぎは、近代泳法のブレストとはまったく別の泳法で、海で浮いているのが主目的だから、比べることはできない。

反対に、一番習得の容易なのがバタフライだが、これはリズム感がよくて、しかも指導者が適切であった場合と言っておこう。(でもやっぱし、バタフライって一番簡単なんだよねー)
ウンチクはどうでもいいが、北島選手のストリームライン、素晴らしいっすね!

tao

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