2003年3月12日の日記

03 January, 2002

今回、更新原稿の中で結界について少し書いたが、首都の結界については、加門七海さんの「平将門魔方陣」「東京魔方陣」「大江戸魔方陣」などの著作がある。

なんだか、縁というのは面白いものだ。筆者は武道のほうで神道夢想流杖術の専門道場をホームグラウンドにしているが、事情でしばらく休んでいた。
また心を入れ替えてこの道場に出没しに行くと、後輩の小柄な女性が新しく入門していた。この人が加門七海さん本人だった。

実は上記の著作は前から知っていたのだが、研究して楽しむ人と、筆者のように生身の人間をリアルタイムで扱う者とは種類が違うので、この本もあまり気にしていなかった。
著者の写真も見ていなかったため、失礼ながら何ヶ月も一緒に稽古していながら、当人であることに全く気づかなかった。(道場では当然ペンネームでなく本名なので)友人の霜島ケイさんや、現在は編集者の人も一緒に稽古している。

しかしまあ、あの道場はK武館梁山泊と異名を取るだけあって、一癖も二癖もあるメンバーばっかりである。
そんな面白いところなら行ってみようか、と思っても、斯界では稽古の厳しさで鳴り響いた道場なので、紹介してくれと言ってきても、筆者は知らないよ。勝手にあそばせ。

ネットと出版界と、女風水師二人でちょくちょく稽古している訳だが、古流の技はキビしい…。
まあ、両女史とも次の審査では頑張って下さい。日本剣道連盟の制度もなかなかのモンですからねえ。

tao

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