2016年も師走に

15 December, 2016

また師走がやってきました。
年を取ると時間の経過が早くなると言いますが、ほんとうに1年がアッという間です。
筆者も周囲の雰囲気は慌ただしいです。でも実際は、けっこうのんびりしています。
これにはいろんな経緯があり、昨年からいろいろと大変だったので、歳末のご挨拶を兼ねてメルマガで近況報告をさせていただきます。

今年は筆者の本命星は坎宮に回っていて、あんまり外に出て活動するには向かないのが分かっていたので、代わりに勉強や細かい仕事を着々と進めていました。前倒しで仕事を進めていたので、風水暦も何年ぶんかがあらかた出来ており、早目にアップできそうです。
通信講座も予想以上に早く次のステップが仕上がり、命理科のほうも新しい展開が見えてきました。こういう時はあえて発展を望まずに、細かいバグ潰しや整備などに専念していると、思わぬアイデアや発見があるものです。

筆者は坎宮に回っても、今まではさほどダメージは受けずに、いつも割と地道に過ごしているのですが、今年は前年からの流れで油断できない時期だろうとは思っていました。

異様な暑さの昨年は
昨年というと2015年ですが、皆さんは昨年夏の異様な暑さを覚えていますか?
昨年は観測史上最も暑い夏だったそうです。筆者もあまり外には出ずに、クーラーかけっ放しで大人しくしていましたが、それでも体調を壊しました。真夏日のデータなどを見ると、横浜はまだいい方だったようですが、やはりすさまじい暑さでしたね。

体調というのは、帯状疱疹が出てそれが飛び火し、かなり面倒なことになってしまったのです。普段あまり病気をしないので、ここまで面倒な事態になるとは想像がつかず、ひどくこじらせてしまったのです。

おまけに、いつもはすぐにとんで来る筈の息子夫婦が来ません。私が具合が悪くなったのと全く同時期に、奥さんの実家でお母さんが心臓で倒れて入院し、お店をやっている関係で手が足りずに大騒動だったそうです。おまけに、飼っているうさぎまで体調が悪くなって目が離せなくなり、夜中に動物病院に駆け込んだりが続いていたのだそうです。

小動物でも飼っていれば家族と同様ですから、病気になると大変ですし、実家のお母さんのほうは何せ心臓ですから、薬を飲んで寝ているだけの私と違って、周囲もかなり大騒動です。
昨年は離宮回座だったので、何らかのトラブルは予想されたところですが、その流れは坎宮に入った2016年にもなかなか収まらず、今度は春に軽いぎっくり腰をやってしまいました。もともと腰が悪いわけではないのですが、お腹周りに広範囲に帯状疱疹が出ていたので、腰の神経も傷めていたのだろうと思います。
それでも、何とかかんとか凌ぎましたが、更に良くない事態が起きました。


住宅問題
2011年の大震災後、ずっと感じていたのですが、部屋に居てもどうも落ち着かないのです。ずっと微振動が続いているので、あれだけの大地震なので余震も長いのだろうな、とは思っていたのですが、何年経っても収まらないので、どうも様子がおかしいと思いはじめました。ある時…夜中でしたが、余りに微振動がひどくて、部屋にある冷蔵庫や空気清浄機などの回転系家電と、ブーン…と共鳴するほどなので、これはおかしいと思い、起き出して家電のコンセントを全部抜いてみました。
それでも全く収まらず、相変わらず軽い壁掛けやペンダントライトが微かに振動するほどなので、これは明らかに建物の劣化で、他の部屋からの振動が伝わってきているのだな、と思いました。

私が住んでいるのは、分譲マンションをオーナーが賃貸にしているもので、決して安物ではありません。11階立ての中規模マンションで、オートロックや宅配ボックスもあり、管理人常駐ですし、横浜の繁華街近くにあるので家賃も安くはありません。

築20年ほどなので、本格的老朽化にはまだ早いですが、どうもあの大震災で、土台が怪しくなってきている感じです。こればっかりはどこに文句を言うことも出来ず、建物そのものが常識的な基準を満たしているとすると、後は私の専門のほうの、方位とか因縁めいた見方に頼らざるを得ません。
ここに越してきたのは、息子が結婚の為に引っ越しするので、家を片付け始めたのと同時に、何となく気分転換したくなって越してきたので、あまり理想的な吉方位とは言えませんでした。一般的な見方では吉方位ではあるのですが、物件を探した時期がさほど良くないのと、定位が西というのも微妙なところです。

家相にも一長一短あるのは当然ですが、こうも住み心地が悪くなってきたのは、家じたいの賞味期限が切れた、という気がして仕方がありません。もちろん運命的な意味ですが、現実的な面でもそれを感じます。
気がつくと周囲の部屋は独居老人だらけになり、子供のいる家庭はいつの間にか引っ越して行ってしまい、集合郵便受けも半分ほどしか表札が出ていません。

引っ越しは方位も家相も理想的とはなかなかいかないので、一定期間経つと見切りをつけて方位や家相を見ながら動いたほうがいいのかも、という気がします。
また私は移動運を持っているせいか、自分であえて計画しなくても数年で動くような流れになりやすいですし、名前も15画で、これも移動運です。

微振動そのものは止まる時にはピタッと止まりますし、私は寝てしまえば細かいことは気にせずにぐっすり眠るほうなので、気にしなければしないで居られるのですが、息子にこの問題を話したところ、嫌に強硬に、すぐに引っ越せ、と言い出しました。

これには経緯があって、少し前に家相の研究で近辺の物件を見ていたところ、現在の家賃が全く同じ間取りの隣の建物よりも、3万円高いのを発見したのです。10年経つと、相場も変わっているのでしょう。
賃貸し契約も息子が代理契約をしているので面倒だったり、契約更新期限が近付いているとか、いろんな条件が重なって、早く引っ越したほうがいいということになりました。
実際はこれだけではなく、もっといろいろあったのですが、とにかく10月末から事態が急激に動き出しました。

私としては、10月11月は空亡でもありますし、時期を待って北西か南西に移転したかったのですが、いったんこの流れに逆らわずに北西に引っ越し、次の段階で、そこから南西に引っ越そうと決めました。息子夫婦との行き来とか、自分が住みたいと思う地域との関連です。

人には空亡期に引っ越すな、と言っていますが、私の空亡は働きが激烈で、若い時からたまにこういう具合に、自分の意思ではとても逆らえないレベルで事態が急激に動く場合があり、今回はまさにそれだな、という気がしたのです。空亡を知っていても知らなくても関係ない強さで、たぶん20年に一度のレベルのことです。
空亡だけど大丈夫でしょうか?と心配したり尋ねるレベルとは、大きく離れています。覚えている限りでは、20歳、34歳です。どちらも11月に北東へ動いています。1回目では未婚の母として生きる道を歩き出し、2回目では本格的に占いと宗教の世界へ投げ込まれる(自分の意思ではなくまさに投げ込まれた)ことになりました。
今回はいろいろと予備知識もあるので、そんなに激烈な変化ではないかもしれませんが、現実には文章で説明した以上にいろいろありました。


引っ越し
そんなこんなで、10月末に急に引っ越すことに決め、それから家具を半分ほどに減らし、荷物もなるべく処分しました。
もともと荷物が多すぎたので、処分してもまだ多すぎる感じでしたが、先年、本を大部分カット&スキャンしてしまっていたのが効いて、昔のような重労働なしに、11月末に引っ越しできました。
今はHDDやSDカード、KindleやAndroidタブレットに沢山の本が収まっており、kindleストアの読み放題の本などにもお世話になっているので、本当に楽なものだと思います。

私のように引っ越しの多い運勢だと、身軽にしておくことも大事ですが、家で仕事をしていたり、趣味や特技が多いと、どうしても荷物は増えます。本のスペースが減るのはとても助かります。
なるべく物を持たない、という選択肢を取る方もあるでしょうが、何かしたくても、あれがないから、これがないからできない、というのも嫌なので、ある程度の環境づくりは大切だと思います。

今は高台の住宅地の静かな環境で、片づけもあらかた終わってゆっくりしています。前みたいに町中の何でもある場所ではありませんが、今回は北東ではなく北西への引っ越しです。昔は方位は見なかったのではっきりしませんが、たぶん北西に引っ越すのは初めてです。次のステップに向けて、また着々と頑張ろうと思います。

だいぶ余計な話が長くなりましたが、最近よく考えるのは、ネットで流布しているような一般的な気学には問題があるのではないか、ということです。
「一般的な気学」というのは、「目先の利益追求」と言い換えると分かりやすいでしょう。もう少し言い換えると、「辻褄合わせ」とか「姑息な手段」という言い方もできます。無理に吉凶表を見ながら辻褄合わせをしても、流れに添っていないと意味もありませんし効果も出ません。
今回の引っ越しがどう出るかは分かりませんが、自分で体験できるだろうことは確かです。

今回、年末年始限定メニューと一緒に、運気の流れを読む為の「TAO流バイオリズムMIX」というものをご紹介しています。通信講座の命理科を終了された方は、この鑑定の出自と構造はご存知だと思いますが、たぶん他に類を見ないものだと自負しています。
実用に供するには、多少、時期尚早の感もあるのですが、一人でやっていると研究分析にあまり時間をかけるわけにもいきませんし、土台にある素材そのものが、四柱推命や気学の定番の要素なので、内容や結果を心配する必要がありません。
後は料理のしかたですが、それは一定数の鑑定結果を検証&平滑化作業を行うことでクリアされるでしょう。この検証&平滑化の為に多少余分に日数を頂きますので、今回のみ割引料金でご紹介しています。

最後は宣伝になってしまいましたが、今回は激烈な空亡期を抜け、新しい環境で気分一新してのスタートですので、皆さま今後とも、雲切ネットをよろしくお願いします。
近々、また新しいコンテンツもご紹介できるように頑張りますが、方位効果がどういう具合に出るか、楽しみなところです。

tao

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