2003年7月23日の日記

07 January, 2003

なかなか梅雨が明けないですねー。
私はこのところ耳が痛くなってしまい、疲れのせいかと思っていたが、外耳に薬を塗ってもなかなか良くならないので、約30年ぶりに耳鼻科を探して検診に。

去年の暮れには、お産の時に治療した虫歯が調子悪いので、ナンと3十ウン年ぶりの大工事になり、出口が塞がって内部に溜まっていた膿を徹底的にほじくり返してスッキリしたと思っていたら、今度は耳の番かぁ…
まあ、人間古くなると部品のメンテナンスも大切ですね。でも、私の場合は歯科と耳鼻科に行ったら終わりなので、後は稽古で捻挫して整骨に通うぐらいのもんですが。

どうも耳には若い頃から手を焼いていて、右耳がすぐに耳ダレが出るので、「耳は色情因縁から来るからね」などとあんまり大きな声では言えない立場。
しかし昔は、なんど痛みと耳垂れで耳鼻科に行っても、「外耳炎です」で耳の穴に薬を塗ってお終いにされてしまい、あまり続くので聴力検査をしたら確かに右耳は高音が難聴という結果が出た。
それなのに、なんで単純な外耳炎なの???…とずーっと疑問があったがどうしようもないので放っておいたら、ここのところ、水泳を始めてから確かに悪化した。2〜3ヶ月に一度は耳の穴腫れてるし。

それで約30年ぶりに耳鼻科に行ったら、今度はいい機械ができていて、ホースを突っ込んで耳の中の空気圧かなんか(?)を調べるようになってた。昔はこんなのなかったもんね。その結果、右が確実に浸出性中耳炎という奴だった。横長の液晶画面にグラフが出て、普通は山形になってゼロに戻る筈のが、この中耳炎だと一定の数値のまんまで横這い状態。

「アメリカでこういう機械が出たっていうからすぐ買ったんだよ。あとね、インターネットやってたら『浸出性中耳炎』っていうので検索してみてね」って、なんかお爺さんのセンセの割りにいちおう情報はあるようですがね…診療所がメチャメチャ狭くて古くてボロっちくて…まあいっか、儲け主義の医者じゃないってことだしネ。

それはそれとして、意外なことに最近の耳鼻科医は耳鼻科疾患と水泳はあんまり関連づけてないんですね。こちらは耳に水が入ったせいだ!と決め込んでいたけど、外から入る水は基本的に関係ないそうだ。耳鼻科お勧めの耳栓とかあるのかなー?とか思ったけど、ぜんぜんお呼びじゃなさそう。検査の後はまた機械で鼻の穴を塞いで耳にツーンと空気を通して、「うん、鼻も喉もきれいに通ってるから大丈夫。痛かったら化膿しないように抗生物質のんで」ということで終わり。子供の頃のアデノイドの治療思い出しただけだった。

しかしなあ…それだけでは何となく納得がいかないので、お勧めに従ってインターネットとやらで検索していたら、なるほど!という原因に行き当たりました。
耳に空気を通すのは、普通の水泳ではまったく気にも耳にもしないけど、ダイビングでは必須の技術で、初心者はダイビングそのものよりもこれで苦労するそうです。ダイバーなんか鼓膜のない人も沢山いて、それでも、平気で潜ってるそうです。少しづつ潜りながら、何度も「耳抜き」とやらをしてゆくそうな。

それでハタ!と思い当たったのは、私はカナヅチ卒業したばかりの頃からドルフィンキック大好きだ。コーチの隙を狙ったり自分でプールに行った時にはライフガードの目を盗んでは、しょっちゅう底スレスレまで潜ってうねうねして泳いでたのだが(どこでも潜水禁止だし)、どうもこれが耳鼻科と関係ありそう……。

もともと、昔から浸出性中耳炎で鼓膜に小さな穴があったのに、水圧をかけたせいで水がジワジワと浸入して、中耳炎が悪化した…のではなかろうか?…という仮説を立ててみる。なにしろプールの水なんて多数の人間の体液で汚した水を塩素殺菌した、雑菌のカタマリみたいなもんだし。(だから子供の頃から海は好きだがプールでは泳がなかったのだー)

そうだとすれば、今度は反対に肺から耳に向かって圧力をかけてやるように心がける。ソフトに耳抜きを繰り返せば良いわけだ。
耳ダレが排出したらめでたしめでたしな訳だ。耳栓しようかと思ってたのだが、圧力の関係から言って、潜る場合は耳栓をしてはいけないのだそうな。
よし!これが分かったので、今度はもっと深いプールに行って潜ってみよう。めざせ50Mプール!(^^ゞ

 
 

tao

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