”シャウト”しようよ

02 February, 2015

こちらは音楽に関係する話なのですが、少し気になったことがあるので、常々考えていることを書いてみました。
ほとんどロックミュージックしか聴かないので、そちら方面が好きでない人には余り嬉しくないかもしれませんが、音楽の話だけで終始しているわけではないので、ご一読いただければ幸いです。

ほんの少し、政治とか差別問題なども絡んだ話ですが、当サイトは基本的に、政治的な立場や主張はしない方針なので、あまり大上段に振りかぶった問題提起をする積りはありません。
もともと東洋学、東洋運命学というのが、足場や姿勢の定まったものですから、今更どうこう言う必要もないのですね。しかし、そんな私でも昨今はいろいろと考えることがあります。

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映画と小説「リプリー」シリーズ

12 October, 2010

もう先月のことになってしまったが、通信講座のオフ会を実施した。今回は今までとは少し違うことをしたので、けっこう準備に手間取ってしまい、予定が狂ってしまった。
おまけに今月は剣道連盟の全日本大会が控えているので、オフ会後に少し稽古を頑張っただけで、風邪でダウン。

もともと、この時期は私はとても風邪をひきやすいので、秋の大会は要注意なのだが、やれやれ、オフ会終わったーという安心感が、風邪を呼び込む原因にもなったのかもしれない。大会前にダウンしては稽古不足で困るのだが、今回は単に選手で出るだけで、役員には加わっていないので、個人的な問題で済む。そういう気楽さもあってダウンしてしまったのかもしれないが、いつもいつも同じペースで頑張るわけにもいかないので、たまにはダウンしちゃって休養を取るのもいいかな、という感じ。

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楽しい映画のちがう見方・その2「夢のチョコレート工場」

10 September, 2010

「夢のチョコレート工場」を選んだのは、私はジーン・ワイルダーが大好きで、数少ない主演作を片っ端から集めているからだ。
主張し過ぎない確実な存在感と、不思議でファンキーかつコミカルな味わいを出せる稀有な俳優だと思うのだが、なにせ出演作が少ない。

そんなわけで、ブルーレイの試験的購入に、「夢のチョコレート工場」を選んでみたのだが、今回改めて鑑賞してみて、映像の質や映画脚本の優劣とは全く違う部分に、目が行ってしまった。

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楽しい映画のちがう見方・その1

10 September, 2010

前からデータプロジェクターが欲しかったのだが、何ヶ月かに一回の講演で、相手方の体制がどうなっているのかも分からない状態で買う気もせず、ズルズルと引き伸ばしていた。
独りで講演出張となると、プロジェクター+スクリーン+ノートパソコンでは、結構な荷物になる。

こういう物は、買うのを伸ばせば伸ばすほど、安くて性能がよくなるのは周知の事実だが、そんなことを言っていると、結局は人の後を追っかけるだけになってしまう。使いたい時にサッと買えばいいことだと思う。

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変りダネ西部劇の佳作・血と怒りの河

17 January, 2010

年末年始の行事の慌しさもやっと一段落ついたので、久々に映画で一息。
私は西部劇が大好きなのだが、西部劇にもいろんなタイプがある。私はどちらかというと「ウィンチェスター銃'73」とか「牛泥棒」みたいな、ちょっと違ったタイプの西部劇が好みかも知れない。
今回のタイトルは、そんな中でもかなり異色の西部劇だ。

西部劇のキャラって、それほど複雑な陰翳に飛んだタイプは少ないような気がする。
上記の「ウィンチェスター銃'73」はジェームズ・スチュアート、「牛泥棒」はヘンリー・フォンダで、西部劇の正統派ヒーローと言っていいだろう。

しかしこの「血と怒りの河」はテレンス・スタンプ主演ということで、いったいどんな西部劇になるのか?もしかして大幅にカン違い全開の西部劇なのではないか?とほとんど期待しないで見た。
邦題だけ見るとごく普通の西部劇っぽいし、原題の「Blue」もさして内容を期待させるようなものではない。ところがこの予想は、良い方に大外れ。

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ダウト〜あるカトリック学校で〜

19 November, 2009

ネットでもかなりな評判になっているようだが、レンタルで鑑賞した。
タイトルの通り「ダウト」はDoubt、つまり疑いをテーマにした話だ。

舞台劇の映画化だが、いかにも大作といった感じの映画ではなく、脚本と俳優の演技に追うところの大きい映画で、こういう作品はもともと、ぬるい作り方、ぬるい鑑賞のしかたを許さない。

こういう作品がアカデミー賞に顔を出すのはとても喜ばしいことだが、序でにディズニー配給と聞いて、ちょっと意外な感じもしてしまった。

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